9月10日 五度目の帰省で、やっと一息・・・

朝から洗車。

すっきり綺麗になった車で田舎に向かう。

お盆から、これで五度目の帰省。

 

お盆に帰省した時に、高熱を出した母を入院させ、退院するまでの間に何ができるのかを確認。

早く家に帰りたいと予定より早く8日間で退院した母。

退院と同時に、夕食の配食を依頼しスタートさせた。毎日、夕食のおかずを配食いただき、何か異変があれば私のケータイに連絡が入ることになっている。

翌週から送迎付きの洗髪を美容室にお願いするようにした。

介護認定の再検査をお願いし、まだ結果は出ていないが、今週から「介護サービス」の方が週に2回来ていただけることになった。

 

そして、今日は、手すりなどの補助具の取り付けと契約。

段差のある出入り口や風呂場などに必要な手すり等を取り付けていただく。

これで、一息。

 

庭のブルーベリーを収穫し、高校生の頃購入したレコードを2枚持ち帰ることに。

で、焼き肉用の肉と野菜を買い込み、帰宅。

 

 

しかし、久しぶりに聴くJohn Coates Jr・・・いいなあ。

 

9月9日 久しぶりに授業してます

今日は重陽節句ということで、夕食後、因んだ和菓子で抹茶をいただく。

金曜の夜は夫婦で抹茶を楽しむようになって、もう一年以上になる(と思う)。

金曜日は、私が和菓子を買って帰る。

勤務校の近辺には和菓子の名店がいくつもあるので買うのに困ることはない。

 

 

今日から、数日の間だが、4年生の国語の授業を行うことになった。

授業を離れて数年たつし、ましてや、勤務校では社会科専科として授業してきたので国語の授業をするなんて、ほんとに久しぶりのこと。

昨日、「授業をしてほしい」と言われ、聞けば、学習単元は「ごんぎつね」。

まあ、この年で「できません」とは言えず(笑)、「はい、分かりました」と返事をしたものの、いきなりプランが浮かぶわけもなく、とりあえず「ごんぎつね」を読んで、全体計画を立ててみる。

けれど、途中交代することは決まっているので、私らしさなどは出さず、ありきたりの授業パターンを使いつつ、学習集団を壊さないようにして、でも、ちょっとは子どもたちが楽しいなあと思ってもらえる授業を目標にすることにした。

 

そのために3つのことを行うことにした。

① ノートは毎回集め、丸付けを行い、書くことへの意欲が高まるようにする。

② 座席表をもとに発表ができたかどうかをチェックしていく。

③ どんな授業をしたかをメモし、担任にひき継ぐようにする。

 

今日は「1」の場面を範読。子どもたちには聞きながら「形式段落」に番号を書き込むようにさせた。

範読後、「設定を確認しよう」(担任の学級通信に「一つの花」の学習で場面ごとに設定を確認していったといったことが書かれていたので、使うことにした)と指示。

「いつ?」「どこで?」「誰が(登場人物)?」「何をした?」といった感じ。

面白かったのは「誰が?」。

(子どもたちは範読後、本は閉じさせている)

「きつね!」

「こぎつねだよ!」

『そうそう。こぎつねって書いてあったね』

『こぎつねの「こ」は漢字で書かれていました。どんな漢字だった?書ける人!』

「?」

『あのさあ、先生、ほらさっき自己紹介で犬を飼ってるっていったでしょ。こ犬っていうよね。じゃあ、こいぬって漢字で書ける?』

手を挙げ、女の子が書いてくれた。「子犬」と。

で、「あっ、先生、分かった!」と言って、ほかの子が、

「子ぎつね」。

『なるほど、じゃあ、教科書を見てみよう』

「あれっ、先生、小ぎつねって書いてある」

『ほんとだね、子ぎつねと小ぎつねって、同じなのかなあ』

 

まあ、こんな感じ。

発表の仕方と聞き方の指導も少し行いました。

45分ピタリで授業終了。

当たり前だが、私は絶対に授業は延長しない。

時間を守ることを見せた上で、子どもたちにも時間を守らせる。

授業できるのは、あと4日ほど。できることをしっかりやろうと思う。

 

 

9月6日 11月のセミナーの告知を始めました!

書きたいことはいろいろあるけれど、まずは、11月の告知をスタートしたので、その紹介。北海道の宇野弘恵先生に京都にお越しいただきます。

 

 

「教師にとって本当に大切なものはたったひとつ。それは、子ども達から笑顔と自立の力を引き出すこと」とは、5 月に登壇いただいた鈴木恵子先生の言葉です。


だからこそ、教師の悩みは尽きません。
宿題を忘れてくるあの子、授業中に私語や立ち歩きを繰り返すあの子、学級の中でポツンと一人いるあの子、反抗的な態度のあの子、学習の遅れがきになるあの子等々。
どう対応すればいいのだろうと考え出したらキリがないほどです。


そんな教師の悩みに応えていただこうと、今回は北海道旭川から宇野弘恵先生にお越しいただくことにしました。
宇野弘恵先生の日々のつぶやきからは、学級の子どもたちとの楽しそうなやりとりが見えてきます。
子どもたちの訴えに、そんな風に切り返せばいいのか?
そんな言葉は子どもたちの心に響くだろうなあ・・・。
きっと宇野先生のお話からたくさんのヒントが得られるだろうと思います。


今回は、会場参加(新学社会議室)とオンライン参加(Zoom)の両方を使ったハイブリッド型セミナーで実施します。


11 月 12 日(土) 13:10 受付開始
13:30~15:00 講演 「子どもが子どもらしく在れる教室をめざして」
           宇野弘恵先生(北海道旭川市内小学校教員)
 
15:10~16:00 鼎談 宇野弘恵先生(北海道旭川市内小学校教員)
           池田 修先生(京都橘大学児童教育学科教授)
           糸井 登先生(立命館小学校 教諭)


*宇野弘恵先生プロフィール:
北海道生まれ。旭川市内小学校教諭。2000 年頃より、民間教育サークル等の学習会に参加、登壇を重ねられている。思想信条にとらわれず、今日的課題や現場に必要なこと、教師人生を豊かにすることを学んでこられた。
著書「伝え方で 180 度変わる! 未来志向のことばがけ」(明治図書)「スペシャリスト直伝! 小 1 担任の指導の極意」(明治図書)「宇野弘恵の道徳授業づくり 生き方を考える! 心に響く道徳授業」(明治図書)等

 

お申し込みは、以下のサイトから!

 

https://peatix.com/event/3354508/view

9月1日 10月のセミナーの告知を始めました!

10月の「明日の教室ハイブリッド型セミナー」の告知を始めました。

今回は、学習者主体の授業について考えていきます。

 

ここ数年、学校現場では新しい学習指導要領導入に伴って、様々な言葉が飛び交ってきました。アクティブラーニング、主体的・対話的で深い学び、個別最適化、自由進度、探究学習等々です。これらの言葉から共通して読み取れることは、授業に「教師主導から、学習者主体の学びへの転換」が求められているということではないでしょうか。授業というものが、教師主体から学習者主体に転換すると、いったいどんな違いが起こるのでしょう?

そこで今回は、前半は様々な角度から「学習者主体の授業」に取り組んでおられる3名の実践家に登壇いただき、それぞれ取り組んでおられる授業を紹介していただきます。

後半は座談会の形式で更にそれぞれの実践から見えてくる「学習者主体の授業」の在り方について深堀りしていきたいと思います。

これからの授業というものをどう捉えていくべきなのか。そんなことを参加者船体で考えていく機会になればと思っています。どうぞ奮ってご参加ください。

 

今回も、会場参加(新学社会議室)とオンライン参加(Zoom)の両方を使ったハイブリッド型セミナーで実施します。

参加費は、会場参加もオンライン参加も同一料金2000円となっております。

(オンライン参加の方には、3日前にはZoomのURLを送付させていただきます)

 

10月22日(土) 13:10受付開始 

13:30~15:00 実践報告 「私の考える学習者主体の授業とは」

                               福島哲也先生(追手門学院大手前中高等学校)

                               宗實直樹先生(関西学院初等部

                               若松俊介先生(京都教育大学附属桃山小学校)

 

15:10~16:00 座談会  福島哲也先生(追手門学院大手前中高等学校)

                                                 宗實直樹先生(関西学院初等部

                                                 若松俊介先生(京都教育大学附属桃山小学校)

                                                 池田 修先生(京都橘大学児童教育学科教授)

                                                 糸井 登先生(立命館小学校 教諭)

 

福島哲也先生プロフィール:

追手門学院大手前中高等学校教諭。大阪教育大学卒業後、大阪府の公立中学校で数学教師として勤務。一人も見捨てないことを実現するために、上越教育大学 教授の西川純先生が提唱する『学び合い』(二重カッコの学び合い)を実践されている。著書「週イチからできる『学び合い』中1数学課題プリント集」(学陽書房

 

宗實直樹先生プロフィール

関西学院初等部教諭。社会科授業UD研究会所属。授業研究会「山の麓の会」代表。大学では芸術系美術分野を専攻し、美学と絵画(油彩)を中心に学ぶ。大学卒業後、兵庫県姫路市の公立小学校、瀬戸内海に浮かぶ島の小学校を経て、2015年より現任校へ。様々な場所でフィールドワークを重ね、人との出会いを通じて独自の教材開発を進められている。

著書「深い学びに導く社会科新発問パターン集」(明治図書)「社会科のつまずき指導術 社会科が面白いほど好きになる授業デザイン」(明治図書)「宗實直樹の社会科授業デザイン」(東洋館出版)等。

 

若松俊介先生プロフィール

大阪教育大学小学校教員養成課程教育学コース卒業。大阪府の公立小学校で5年間勤務。現在,京都教育大学附属桃山小学校教諭。「国語教師竹の会」事務局。「授業力&学級づくり研究会」会員。「子どもが生きる」をテーマに研究,実践を積み重ねておられる。著書「教師のいらない授業のつくり方』」明治図書)「教師のいらない学級のつくり方」(明治図書)等。

 

 

お申し込みは、こちらから!

 

https://peatix.com/event/3349313/view

8月30日 一歩ずつやらなければならないことを進めていく

昨日から二学期が始まった。

初日は電車通勤。

久しぶりに賀茂川沿いを散歩しながら帰宅。

 

 

やっぱり、これがいい。

電車内の読書は「ホテル・ピーベリー」(近藤史恵著・双葉社)。

この夏は、近藤さんの著作にはまって、ずいぶん読み漁った。

 

盆明け以来、毎日のように、母、親戚、福祉課と電話をしている。

電話嫌いな私だが、もうそんなことは言っていられない。

やらなければいけないことを少しずつ進めている。

 

今日は、某助成団体から申請の結果が届いた。

無事、採択!これで、この夏に結果発表があった申請書類は、4つのうち3つが採択されたことになる。

面倒でも、こつこつとやり切るしかない。

明日から、また新たな申請書類と報告書の作成に取り掛かる。

 

明日で8月も終わりというのが、何だか信じられない・・・・そんな夏だった。

 

8月28日 今後のことを考える二日間でした

田舎の母は92歳。

よくよく考えてみれば、ここまで何のサービスも受けず一人で暮らしてこられたのが不思議だよな・・・・。

母を緊急入院させて以来、考えてきたこと。

入院したのが8月12日。で、退院したのが8月20日。

その間、妻と一緒に町役場を訪ね、今後のことを相談。

とりあえず、8月20日の退院に合わせて民間の「配食サービス」を依頼した。

全部を取り上げてしまうとボケてしまうので、夕食のおかずのみのサービス。でも、毎日通っていただくことで安否確認も行っていただける。何かおかしな様子が見られた場合、私のケータイに連絡を入れていただく7ことになっている。

 

役場の福祉課の方と相談。母は「要支援1」を持っている。持っているが、今までサービスを使ったことはない。「要支援1」だと、5万円程度のサービスを受けることができる。ただし、1割負担なので、5000円程度の支払いは必要だ。

入院したことで、これまで近所にご迷惑をお掛けしていたことがあったことも判明。どうやら細かなゴミの分別ができていなかったようだ。

そこで、ゴミを出したり、掃除機をかけたりするサービスを週2回の割合でお願いすることにした。けれど、福祉課の方が訪問して母に説明するも、母は「自分でできるから大丈夫」と断ったようだ。それで、私が行って契約を交わすことになっている。

 

ここまでを決め、この週末は姉に田舎に行ってもらうよう依頼した。

ただ、万が一、行けないなんてことになったら大変なので、私は一応スケジュールを空けながら自宅で待機。

無事、姉が帰ってくれたので、借りてきた本を読みながら過ごす。

 

 

姉が帰ってくれたので、電話で「母+姉+私」で、以下のことを一緒に確認した。こんなことも知らずに今まで過ごしていたのです。

医療保険や共済に加入しているか ②預貯金はいくらあるのか ③年金はいくらもらっているのか ④不動産で持っているものは何かあるのか ⑤ローンで支払いをしているものはあるのか ⑥住民税は払っているのか

この6点は本に書かれていたことです。

安心すると同時に、ここから先にやらなければいけないこともも少し見えてきました。

 

日曜日、昼過ぎに親戚への電話連絡を終えた後、母が少しでも長く自宅で過ごせるよう「ボケ封じ」で有名な「今熊野観音寺」へお参りに行くことにしました。

 

 

 

御利益があることを願っています。

この先、10年を見据えて頑張っていこうと思います。

8月26日 やっぱりTommy Lipumaか・・・なるほどね

学校の勤務は始まっているのだけれど、田舎の母のことがあり、今日と明日の2日間はお休みをいただいた。

入院でお世話になった病院のことや、福祉課の方との連絡等々、今日から帰省かと思っていたのだが、ともに電話等のやりとりで何とか調整できることになったので、ひとまず今日は休養日にすることにした。

 

午前中、妻は着付けの先生に来ていただくことになっていたので、ならば私は久しぶりに映画でも見に行こうと目論んでいたのですが、車に乗った途端、ETC機器が外れてしまっているのに気づき、車のディーラーへ向かう。

 

 

絵本が並び、さながらカフェのような店で珈琲をいただきながら修理を待つ。

30分ほどで修理は完了。作業費はサービスで無料。

 

映画の時間には間に合わなくなってしまったので、図書館に行き、趣味の読書本に加え、介護保険等の本も何冊か借りる。

その後、映画もカフェも行かず、お金がういたので、その分でデパートに寄り、今夜のおかずの材料を買うことに。久しぶりに夕食を作ろう。

 

昼過ぎに家に帰ると、注文していたDiana KrallのCDが届いていた。

 

 

クレジットを見ると、これもTommy Lipumaのプロデュース作品だった。

Tommy Lipumaのプロデュース作品には外れがない。というか、私の好みにぴったりの作品ばかりだ。

午後は、早速、このCDを聴きながら読書。

最近、考えていることの一つに私はこれから5年間くらいはある意味、プロデューサー的な仕事をするべきなのだろうということがある。

Tommy Lipumaのように、この人に任せておけば大丈夫といえるような教育作品を創り出せるか・・・とりあえず頑張ってみようと思っている。