今、5年生の子どもたちが草木染めに取り組んだ作品が、廊下に展示されている。
何とも素敵な色だ。
本校で、この取り組みが始まったのは、2016年のこと。その初年度の取り組みに携わった。子どもたちに指導して下さったのは、志村洋子さんとその息子さんたちだ。
志村洋子さんは、あの人間国宝の志村ふくみさんの娘さん。
ちょうど、初年度は、京都国立近代美術館で志村ふくみさんの作品の展示が開催されており、その作品を見て、こんな方に指導いただけるとはと信じられない思いでした。
仕上がった作品は、一人ひとり微妙に違う色合いに仕上がりながら、そのどれもが上品で美しい。
この貴重な体験をもっと広められたらいいなあと思いながら、それから何年もの月日が流れました。
そして、昨年、満を持して志村さんに連絡を取り、「明日の教室」で草木染めのワークショップを開催していただく計画を進めてきた。が、しかし、コロナ感染者の急激な増加から、3月に予定していたワークショップは中止に追い込まれてしまった。
今、志村さんとは、夏の実施に向けて打ち合わせを行っている。転んでもただでは起き上がらない・・・さらにパワーアップした計画を進めている。
それは、子どもたちに種から藍を育ててもらい、その育てた藍を使って草木染めに挑戦しようというもの。せっかくだから、飯盒炊飯もやっちゃおうかと思っている。
一緒に取り組んで下さるのは、志村宏さん。下記のサイトにそのインド紀行が紹介されている。何とも素敵な方なのだ。