忙しい時を狙っていたかのように雑多な仕事が舞い込んでくる日々。
代表を務めるNPO法人の理事の重任に関する書類が出ていないという指摘を役所からいただきオロオロ・・・。
8月に実施した親子講座の報告書および収支報告書に関していくつもの書き直しが必要との連絡が届きオロオロ・・・。
12月に実施計画で準備を進めているコンサートのチラシを追加で1000枚送ってほしいとの連絡が入りオロオロ・・・。
次年度実施予定で計画を進め始めている事業が予想していた以上の偉い方と繋がることになってしまいオロオロ・・・。
学校業務でも、今週に限っていろんな検討しなければならない事案が舞い込み、2年生の教室と教員室を行ったり来たりしながらオロオロ・・・。
やっと金曜日の夜。
そういえば今週はろくに本も読めなかったなと思い、珈琲を淹れて一息つく。
今日の授業の一場面。
ある女の子の発表。
「○○は何々だから、・・・」
その瞬間、ある男の子が
「えっ?」
と声を出した。
その瞬間、その女の子は発言を止め、話せなくなった。
ほんの数秒待った後、私はこう言った。
『○○さんはなぜ発表をやめ、話せなくなったのかなあ?』
「□□さんが「えっ?」って言ったから自信がなくなったんだと思います」
「わたしもそう思います」
「悲しくなったんじゃないかな」
「ぼく、そんなつもりじゃなかったんだけど・・・」
『授業中、みんなの発表は、たくさんあった方がいいの?少ない方がいいの?』
「多い方がいい」
『なぜ?』
「みんなで勉強しているから」
『発表って、正解だけを言わなくちゃいけないの?』
「そんなことはないです」
『そうだよね、いろんな考えを出し合うんだよね。自分とちがう考え方を聞くことがとても大事だよね』
『□□さん、たった一言だけど、たった一言に気をつけよう。まず、友達の意見を聞く。その時に必要なのは「えっ?」じゃなかったよね』
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こんな話をした。
まだ子ども達とのチューニングは合っているとは言い難い。
でも、少しずつ調子は戻りつつある。
しんどいけれど、ほんとにいい機会をいただいた。
今更だけど、精進したい。