今日は午後から年休をいただいて帰ってきました。
とりあえず会議なども入っていないので、今年度はこれで終了となります。
明日からは年休をいただいて、リフレッシュする予定です。
昨日、この4月から大学へ入学する子ども達が数人学校にやってきました。
「先生、まだ語呂合わせ覚えてますよ。」
『えーっ、本当。それは嬉しいなあ』
「本当ですよ。えっと、いやでござるよペリー殿(1853)とか、ね。」
「何か、めっちゃ社会科が好きで、毎回ノートまとめしてハンコをもらったの、覚えてます」
「そうそう、何かノートにハンコもらえるのも嬉しくて・・・」
「色がときどき変わったよねえ」
今日は、校長先生が、学校宛に書かれた卒業生からのメッセージの中に先生に向けて書かれたものがあったので、持って来られた。
この間、卒業した6年生のものです。私は授業も持っていなかったので、何のことかなあと見せていただくと、
「先生、覚えてないかもしれないけれど、先生と本の話ができてとっても嬉しかったです。ありがとう。」
と書かれていました。
ああ・・・。その言葉でいろんなことが見えてきた思いがして、何だか寂しいような悲しいような複雑な気持ちになりました。
朝の登校指導をしていると、その子はいつも大事そうに本を抱えて登校してくるのです。で、時折、一緒に歩きながら、「それ、何の本?」と聞きながら、その作家のことを話したり、「だったら、こんな本も好みかもよ」なんて会話をしていたのです。
たったそれだけのことなのに、そのことを最後のメッセージとして書いてくれたのです。何だかねえ・・・・。
今日で再雇用としての2年の勤務が終わりました。
今年の終わりに、子どもたちから思いもよらないメッセージをいただきました。
もっと頑張らなきゃなあ・・・そう思います。
勤務校の窓から見える枝垂れ桜です。
もう数日で満開かな。