3月23日 今年度を無事、終えました。

今日は午後から年休をいただいて帰ってきました。

とりあえず会議なども入っていないので、今年度はこれで終了となります。

明日からは年休をいただいて、リフレッシュする予定です。

 

昨日、この4月から大学へ入学する子ども達が数人学校にやってきました。

「先生、まだ語呂合わせ覚えてますよ。」

『えーっ、本当。それは嬉しいなあ』

「本当ですよ。えっと、いやでござるよペリー殿(1853)とか、ね。」

「何か、めっちゃ社会科が好きで、毎回ノートまとめしてハンコをもらったの、覚えてます」

「そうそう、何かノートにハンコもらえるのも嬉しくて・・・」

「色がときどき変わったよねえ」

 

今日は、校長先生が、学校宛に書かれた卒業生からのメッセージの中に先生に向けて書かれたものがあったので、持って来られた。

この間、卒業した6年生のものです。私は授業も持っていなかったので、何のことかなあと見せていただくと、

「先生、覚えてないかもしれないけれど、先生と本の話ができてとっても嬉しかったです。ありがとう。」

と書かれていました。

ああ・・・。その言葉でいろんなことが見えてきた思いがして、何だか寂しいような悲しいような複雑な気持ちになりました。

朝の登校指導をしていると、その子はいつも大事そうに本を抱えて登校してくるのです。で、時折、一緒に歩きながら、「それ、何の本?」と聞きながら、その作家のことを話したり、「だったら、こんな本も好みかもよ」なんて会話をしていたのです。

たったそれだけのことなのに、そのことを最後のメッセージとして書いてくれたのです。何だかねえ・・・・。

 

今日で再雇用としての2年の勤務が終わりました。

今年の終わりに、子どもたちから思いもよらないメッセージをいただきました。

もっと頑張らなきゃなあ・・・そう思います。

 

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勤務校の窓から見える枝垂れ桜です。

もう数日で満開かな。