今週は毎日6:30には学校に到着。
そこから一時間をルーチンの仕事の時間に充てた。
保護者対応に一日かかり、退勤時間後も調整が続き、一週間連日の残業となった。
全く面識のない保護者とあまり嬉しくないだろう話をする。
もちろん、担任時代も保護者対応はしてきたわけだが、ちょっとそれとは違う。
そんな中、今日も対応に追われたわけだが、
電話は、
「もしもし、〇〇さんですか。私、〇〇小学校で生活指導を担当しております糸井と申します。今、お時間大丈夫でしょうか?」
こんな感じで始まる。
相手の反応を聴きながら、言葉を選んで、でも伝えなければならないことはしっかり伝えることが必要になってくる。
そんな中で、私が大事にしていることは2点だ。
1点目は、担任や学年の先生方ががんばってくれていることを伝え、不信感を抱かせるような展開にならないようにする。
2点目は、最終的には関わっていただいてよかったと持っていただけるように誠意をもって対応していく。そのために絶対に嘘はつかない。
今日、電話をさせていただいたのは、何年も前にお兄ちゃんに関することで対応した記憶のある保護者の方。そんなにうまく対応できたという実感はなく、お父さんとはかなり長く話をした記憶はあった。だが、今回、電話をするのは母親。
きっと、私のことは覚えていらっしゃらないだろうと思っていた。
いつものように、
「生活指導を担当している糸井と申します。・・・・・」
と切り出すと、
「ああ、糸井先生が対応して下さるんですね。兄の時には対応いただき、本当に感謝しています・・・・・。糸井先生にお任せします。どうぞ宜しくお願いします。」
その後、少しお子さんの様子を伝え、電話を切りました。
電話をかける前の情報としては、学校の対応に不信感を抱いておられるかもしれない、お子さんの様子を心配しておられる、ということだったので慎重に言葉を選んで対応することが必要だろうと思っていただけに、この展開にはびっくりだった。
何年間か、自分がやってきた仕事は無駄ではなかったんだな・・・と、ほんの少し自分を褒めてやりたくなりました(笑)。
そんなこんなで一週間を終え、今、読んでいるのがこれ。この夏、栗山監督の書かれた本は全て読むつもりにしている。これは3冊目。