2月11日 豊田市民芸館へ向かう

午前中は、夫婦でお茶の稽古へ。

お茶の稽古といっても、茶会に参加するときの所作を習う場。

月に一度で、行けない月も多いので一向に上達しない。

まあ、正座の練習をしている感じ(笑)。今日も90分ほど正座。

足は痛いのだけれど、毎回、大切な何かを学ぶことができる。

今日の先生の言葉で心に刺さったのは、

「所作の一つひとつに理由があります。ただ単に覚えようとするのではなく、その理由を考えていくことが大切です。」

という言葉でした。

 

終わると、そのまま着替えもせずに、名古屋までドライブ。

あっと、名古屋じゃないか。豊田市にある豊田市民芸館へ。

そこで、「河井寛次郎展」が開催されているので、それを鑑賞するのが目的。

2時間半ほどのドライブ。連休中だが、さほどの渋滞もなく気持ちよく車を走らせることができた。

豊田市民芸館はいくつかの展示館に分かれており、その建物自体がまさしく民藝であり、河井寛次郎の作品とマッチしており素晴らしかった。

お茶室もあり、一服。

広い庭には梅も咲き始め、とてもいい時間を過ごさせていただいた。

桜の季節もきっと素晴らしいのだろうなあ・・・。

一通り見終わり、放映されていた河井寛次郎さんのビデオを見る。この映像もきれいに撮れているなあと感心しながら見ていると、

「あれっ?!これって、ひょっとすると、野口先生?」

映像が終わり、関係者のテロップが流れ始めると、

 

ナレーション:野口芳宏

 

の文字が。このビデオは、随分昔に作成され、野口先生の声に聞き惚れたプロデューサーでしたか、監督でしたか忘れましたが、依頼され実現したもの。

それにしても、素晴らしいナレーションでした。凄いです。

今日の宿は、近くに大きなホテルがなかったもので、ビジネス風のもの。でも、まあ大浴場もついているし問題なし。夕食は散歩がてら随分歩いて、鰻。