4月8日 「楽しいこと」より「楽しみなこと」がたくさんある方が人生は幸せ

電車の中で「いつもの木曜日」(青山美智子著・宝島社)を読む。

最初の「早朝マーブルカフェ」に書かれた言葉にくぎ付けになった。

 

「楽しいこと」より「楽しみなこと」がたくさんあるほうが、人生は幸せなんじゃないかと思う。だってそうだろ、「楽しみ」には「楽しい」も含まれていてお得だし、自分で用意することもできる。そしてここがわりとかんじんなところなんだけど、まだ起きてないことを「楽しみだなあ」って思える想像力が、未来を創っていくものだと思う。

ほんとだなあって思う。

「楽しみだなあ」って思える想像力が、未来を創っていく。

とっても大切なことを朝から考えさせてもらえた。

青山美智子さんの書かれるものはどれも素敵でお薦めの作家さんなのです。

 

そんな思いに浸りながら学校着。今日は始業式。

「先生、まだ子どもたちへの挨拶も終わってないですし、立哨は明日からですね」

という教頭補佐の先生の言葉に、

「いや、今日から立哨に行くよ。誰だか分からない状態で、子どもたちがどんな反応を見せてくれるのか、是非とも見たいから」

と答え、桜の咲き乱れる階段下の場所に立ち、子どもたちを待つ。

どうだったと思います?

なんと、ほとんどの子どもたちが、立ち止まって丁寧に挨拶をかえしてくれました。

凄い学校だあ・・・一人感動していました。

 

やっと、子どもたちに会えました。

「楽しみなこと」がたくさんあります。

だから、とっても幸せなことだなあと思いながら過ごした一日でした。