3月18日 今日は立志式でした

今日は、「立志式」でした。

本校は、小中学校の12年間を、4年区切りで「ファーストステージ」「セカンドステージ」「サードステージ」の3つに区分し、「立志式」は、4年生がファーストステージの修了ということで行う儀式です。

一貫校ならではの区分の仕方だが、これはこれでいいと思っています。

 

先日、大学2回生の卒業生がやってきて、少し話したのですが、「立志式」の話になりました。というのも、この2人、一人は理学部で研究者を、もう一人は医学部で医師を目指しているというのです。それで、「小学校の時からその道に進もうと思ってたんだっけ?」と聞いた次第です。

すると、2人とも「立志式の時には違うことを言っていた」と話していました。でも、そのことを覚えているってことは、その時期に話したことに意味があるんじゃないかなって思ったのです。

だって、自分が4年生の終わりごろに思ってたことなんて、何もなかったし、考える必要すらなかったもんなあと思うから・・・。

 

高校生になった子や大学生になった子がふらっとやって来れるのも、一貫校のいいところだなって思います。公立校では、何年かすれば教員なんて総入れ替えみたいなものですものね。行ったところで、誰も知った先生がいない・・・のが現状です。

 

私はこの学校で4年生は一度しか担任していないので、立志式を担当したのは一度きり。

今の自分の思いをキリッとした顔と声で宣言する「立志式」は、思いのほか見ていて気持ちのよいものです。

 

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