目の前の子どもたちをしっかり見ること。
それが一番大切なこと。
だけど、案外そのことに気づいていない教師が多いことに驚かされてしまう。
うまくいっているだろう先生の書かれたやり方を真似るが、うまくいかずに教室が荒れていく。
そのやり方を書かれた先生だって、本当にうまくいっているかどうかさえ分かりはしないのに・・・まして、学校も子どもも違うのにね。
「○○で困っているんですがどうしたらいいのでしょう?」
と聞かれても、私には即座に解決法を示すことはできない(と思う)。
だって、子どもたちの状況をその先生から聞いたとしても、その説明にはその先生のバイアスがかかってしまっているから。
でも、見れば分かる。
数分見れば、その教室の子どもたちの状況は見て取れる。
いろんな教育方法がある。
その是非を十把一絡げに語ることはできないんじゃないだろうか。
目の前の子どもたちの今の状況に合わせて選び、子どもたちを育てていくことこそが大事なんじゃないかなって思う。
そういう提案をいくつか今年はできるといいなあって思っている。
三学期の「明日の教室セミナー」は、1月が苫野一徳さん、2月が武藤久慶さんに登壇いただく。これからの学校づくりの指針となるような話をしていただけると思う。
苫野さんの受付は前日の1月6日で締めます。お早めにお申し込み下さい。
さて、今日の夜、娘はハワイへと旅立った。写真は少し人が増えた関空国際線の様子。
夏はヨーロッパに行くらしい。相変わらず、面白くて、素晴らしい。
頑張れ!・・・そう言うしかない。