今日は、松花堂庭園美術館で開催されている茶会へ妻と一緒に行くことに。
参加費6000円はちょっとお高いが、この中には吉兆でのお弁当代が含まれているので、実は随分お得な値段なのだ。
吉兆は、関西では有名なお食事処。
お昼前に到着し、まずは美味しくお弁当をいただきました。
小雨の中、庭を散策し、庭を見ながら時間過ごす。
今回は、副席として煎茶のお茶会が催されていたので、まずはそちらに伺う。
煎茶は、一煎目と二煎目では驚くほど味が変わる。その違いを楽しませていただく。
本席では、いつものことながら正客への譲り合いというか何というか、そのやり取りがなかなか面倒で困ってしまう。
今回は、ご高齢の男性の方に正客席に座っていただくことができた。
その方の力の抜けた話し方が大変勉強になった。
そもそもお茶の世界は奥が深く、私がこれから勉強しても到底分かったなどという境地にたどり着くことは不可能だと思う。
そうならば、肩の力を抜いて「よく分からないんでお教えください」ということで、楽しめばいいのだと見ていて学ばせていただいた。その方は随分お詳しいのにも関わらずそのような姿勢で臨んでおられたのですが。それが実によかった。
少し話はそれますが、毎日、勤務校最寄り駅で立哨しておりますと、最近では外国人観光客が増えてきたこともあり、よく道を聞かれます。
観光地の名前を言われ、どれくらい時間がかかるのか、どのバスに乗ればいいのか、どの電車に乗ればいいのかといったことを聞かれるのです。まあ、何を聞かれているのかは分かります。
ただ、流暢な英語で返すだけの英語力は私にはありません。でもねえ、単語中心で言ってあげるだけで通じるものです。それしかできないなあと割り切ればいいだけです。
「Oh、15minutes by the walk!」とか「walking on the blue Line。OK?」とかこの程度。後は指差ししたりすればだいたい通じます。「I cant speak English」なんて答えるより数段いいと思う。まあ、お茶会もこれでいこうと思った次第(笑)。そんな一日。