久しぶりに山下達郎さんのアルバムが発売になる。
それで、最近、ラジオから山下達郎さんの曲がよく流れてくる。
大好きなので、素直に嬉しい。
そんな山下達郎さんのロングインタビューが、yahooニュースで紹介された。
そこには、痺れる言葉が並んでいた。
「制作方法は昔から、風化しない音楽」
この言葉は以前ラジオでも聞いたことがあって、「すげー」と思った記憶がある。そう、山下達郎さんの音楽は古くならない。デビューアルバムを今聴いても新鮮。ここが圧倒的に他の同時代の音楽と違う点だと思ってる。
「古き良き懐メロにならないためにはどうしたらいいか。それは、曲、詞よりも編曲なんです。あとは、それを補佐するミュージシャンの優秀な演奏力と、それを録音するエンジニアの力」
「僕の曲は基本的にワンパターンです。好きな響きが少ないので。だから、誇りを持ってワンパターンと言ってます。映画監督の小津安二郎の有名なせりふで、『俺は豆腐屋だから豆腐しか作らない』という、そんな感じ。落語とか浪花節とか文楽、そういうものは何十年も変わらないのでね。変わらない中で、どう今の時代の空気を吸っていくか」
今年、4月に「明日の教室」にお招きしたのは、落語家の笑福亭喬介さんでした。
そして、5月にお招きしたのは「伝説の教師」として紹介してきた鈴木恵子先生。
音楽と教育とは違う。違うのだけれど、私は教育に携わる者として、この山下達郎さんの言葉に痺れている。
どの世界にも風化しないものがある。それを「本物」とよぶ。
以下、山下達郎さんのインタビュー記事です。
今日ものんびり読書。
青山美智子さんの本を次々に読み始めている。・・・いい本です。